旅好き絵本屋の「えほんのあるせいかつ」 -1012ページ目

☆ でんしゃでいこう でんしゃでかえろう

間瀬 なおかた
でんしゃでいこうでんしゃでかえろう


やまのえきから、うみのえきへ。次々に景色が変わる様子をのんびり楽しんでください。

乗客の表情、しぐさなどから、時間の経過が読み取れます。

後ろからも読むことができ、また電車に乗ってやまのえきまで帰ることもできます。

ででん どどん ででん どどん

のんびりリズムに、心がゆったりとしてきます。



我が家では、2歳のころに購入して、2年近く、読み続けています。
表から読むと「でんしゃでいこう」
そして、終わりから読むと「でんしゃでかえろう」
二通りの読み方ができます。
私と息子は、 いって、かえってくるのが、通常のパターン。
言葉のリズムもよく、よみきかせにむいていると思います。
ちょっとした、しかけえほんにもなっています。
こどもたちの大好きな、細かい描写も多く、
毎回、読むたびに新しい発見があります。
乗客ひとりひとりが細かく描写されているので、
ひとりを追って見てもおもしろいです。

電車は、湘南電車と呼ばれる、オレンジとグリーンの旧型の電車。

お近くに、この電車が走っていれば、楽しみも何百倍になりますよ~!

☆ せんろはつづく

竹下 文子, 鈴木 まもる
せんろはつづく

子どもは線路をつなげる遊びが大好き。山にはトンネルをほり、川には鉄橋をかけて、やがて線路がつながり、駅ができます。リズミカルな文と可愛い絵で読み聞かせにぴったりの絵本です。


せんろはつづく どんどん つづく


リズミカルな文章は読み聞かせにぴったりです。

かわがあった どうする?  はしをかけよう てっきょうだ



こどもの想像力をかきたてる本なんでしょうね!
こどもが空想の世界で自由に遊ぶきっかけにもなりました。

絵本のフレーズをくちづさみながら、レールとつみきをくみあわせて、夢中になって遊んでいます。

ひとつの問題を、楽しみながらのりこえていく、考える楽しみも味わえる一冊です。


せんろはつづく 金の星社の絵本
竹下 文子 (著), 鈴木 まもる
著者は、乗物の絵本を多く手がける竹下文子さんです。
さすがに、つぼをこころえているなあ!

☆ せんろはつづくよ

マーガレット・ワイズ ブラウン, 与田 準一, ジーン シャロー
せんろはつづくよ

ぱふぱふ ちゃぐちゃぐ

日本の描写とは違う汽車の音がおもしろい。

こどもも、読んでいるママも、ぱふぱふ ちゃぐちゃぐ 一緒に旅します。

ここちよいリズムとともに、どんどん絵本の世界に引き込まれます。
ノスタルジックな絵も素敵。

優しさとおおらかさと明るさと。

どうしてだろう。

読み終わると、幸福感に包まれます。


ぽんと、置いておいても、絵になる一冊。
インテリアにもお勧めです。